タイ国立公園で禁止されている日焼け止め成分|サンゴ礁を守るための最新ルール
</h1立公園の日焼け止めに関するルールを確認しておきましょう。
タイでは2021年8月4日から、サンゴ礁へ悪影響を与えるとされる特定の化学物質を含む日焼け止めについて、国立公園内への持ち込みと使用が禁止されています。
対象となるのは、オキシベンゾン、オクチノキサート、4-メチルベンジリデンカンファー、ブチルパラベンの4成分です。
違反した場合は、最大100,000バーツの罰金が科される可能性があります。タイで海洋国立公園を訪れる方は、旅行前に日焼け止めの成分表示を確認することが大切です。
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最初に確認|タイ国立公園で禁止される4成分
- オキシベンゾン(Oxybenzone/Benzophenone-3/BP-3)
- オクチノキサート(Octinoxate/Ethylhexyl Methoxycinnamate)
- 4-メチルベンジリデンカンファー(4-Methylbenzylidene Camphor/4MBC)
- ブチルパラベン(Butylparaben)
罰則:違反した場合は、最大100,000バーツの罰金が科される可能性があります。
この記事の商品情報について
このページに掲載している商品名、容器の写真、成分情報は、記事を作成した2021年当時の資料を残したものです。
同じ商品名でも、リニューアル、販売地域、製造時期によって成分が変更されることがあります。そのため、この記事だけを見て、現在の商品が「使用できる」「使用できない」と判断しないでください。
タイ国立公園へ持参する前に、手元にある商品の容器や外箱に記載された最新の全成分表示を確認してください。
なぜ日焼け止めがサンゴ礁へ影響するの?
世界各地でサンゴの白化やサンゴ礁の減少が問題になっています。
原因は海水温の上昇、地球温暖化、海洋汚染、沿岸開発、土砂の流入、漁業活動など一つではありません。日焼け止めに含まれる一部の化学物質も、サンゴや海洋生物へ影響を与える要因の一つとして研究されています。
海へ入ると、肌に塗った日焼け止めの一部が水中へ流れ出します。利用者が多いビーチやシュノーケリングポイントでは、少量でも繰り返し海へ流れ込む可能性があります。
サンゴ礁を守るためには、禁止成分を避けるだけでなく、必要以上に日焼け止めを使用しないこと、ラッシュガードなどを併用すること、サンゴへ触れないことも重要です。
プーケットから訪れる国立公園・海洋国立公園
タイには多くの国立公園と海洋国立公園があります。
プーケット発のオプショナルツアーやダイビングツアーで訪れる可能性がある代表的な国立公園を紹介します。
陸上の国立公園
- カオソック国立公園
海洋国立公園と海に関係する国立公園
- ハット・ノッパラット・タラ-ムーコ・ピピ海洋国立公園
- シミラン諸島海洋国立公園
- スリン諸島海洋国立公園
- ランタ諸島海洋国立公園
- パンガー湾国立公園
- カオランピー・ハットタイムアン国立公園
- シリナート国立公園
- カオラック・ラムルー国立公園
注意:
国立公園の名称、区域、開放期間、入園ルールは変更されることがあります。ツアーへ参加する際は、訪問先が国立公園に含まれるかどうかを予約先へ確認してください。
タイが禁止する4つの化学物質
1.オキシベンゾン
英語では「Oxybenzone」と表記されます。成分表示では「Benzophenone-3」または「BP-3」と書かれている場合もあります。
UVAとUVBの両方を吸収する紫外線吸収剤として、日焼け止めや化粧品に使用されてきた成分です。
2.オクチノキサート
英語では「Octinoxate」と呼ばれ、成分表示では「Ethylhexyl Methoxycinnamate」と記載されることがあります。
日本語では「メトキシケイ皮酸エチルヘキシル」と表示されることが多く、主にUVBを吸収する紫外線吸収剤です。
3.4-メチルベンジリデンカンファー
英語では「4-Methylbenzylidene Camphor」、略称は「4MBC」です。
旧記事では名称が短く記載されていましたが、成分を確認するときは「4-メチルベンジリデンカンファー」または「4MBC」を探してください。
4.ブチルパラベン
英語では「Butylparaben」と表記されます。
化粧品などの品質を保つ目的で使用される防腐剤の一種です。
成分名は複数の表記がある
日本語名、英語名、略称が混在しているため、商品パッケージでは次の表記をすべて確認してください。
- Oxybenzone/Benzophenone-3/BP-3
- Octinoxate/Ethylhexyl Methoxycinnamate/メトキシケイ皮酸エチルヘキシル
- 4-Methylbenzylidene Camphor/4MBC
- Butylparaben/ブチルパラベン
禁止成分入りの日焼け止めを持ち込むとどうなる?
4つの禁止成分を含む日焼け止めをタイ国立公園へ持ち込んだり、国立公園内で使用したりした場合は、規則違反となる可能性があります。
違反者には最大100,000バーツの罰金が科される可能性があるため、「実際に検査されるか分からないから大丈夫」と考えず、事前に成分を確認してください。
検査方法や確認の頻度は、国立公園、港、ツアー会社、時期によって異なる可能性があります。
大切なのは罰金を避けることだけではありません。旅行者一人ひとりがルールを守ることが、サンゴ礁と海洋環境を守ることにつながります。
日本で人気の日焼け止めは使える?
2021年に日本で販売されていた人気商品の成分を調べたところ、メトキシケイ皮酸エチルヘキシルを含む製品が複数確認されました。
特に高いSPF値やウォータープルーフ性能を持つ商品には、紫外線吸収剤が使用されている場合があります。
重要:
以下は2021年当時の旧商品名、容器、成分情報です。現在の商品が同じ処方とは限りません。購入時期が新しい商品は、必ず手元の成分表示を確認してください。
2021年当時に禁止対象成分が確認された商品の例
- 資生堂 ANESSA/アネッサ「パーフェクトUV スキンケアミルク a」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
- 資生堂 ANESSA/アネッサ「パーフェクトUV スキンケアジェル a」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
- カネボウ ALLIE/アリィー「エクストラUV ジェルN」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
- 花王 ニベア「ニベアUV ディーププロテクト&ケア ジェル」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
- 花王 ビオレ「ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
- 花王 ビオレ「ビオレUV アスリズム スキンプロテクトミルク」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
- コーセー サンカット「サンカット パーフェクトUV スプレー」2021年当時の確認:オクチノキサート(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)を含むとされていました。
商品名だけで判断しないでください:
ブランド名や商品シリーズが同じでも、発売年、製造国、販売国、リニューアルによって処方が異なる場合があります。上の写真と同じ容器に見えても、必ず現在の成分表示を確認してください。
2021年当時に紹介したサンゴに配慮した日焼け止め
以下は、旧記事で「禁止対象成分を含まない参考商品」として紹介していた製品です。
ただし、こちらも2021年当時の情報です。現在の処方、販売状況、使用可能性を保証するものではありません。
日本で購入できた商品の例
- 資生堂 ANESSA/アネッサ「パーフェクトUV マイルドミルク N」
- 資生堂 ANESSA/アネッサ「モイスチャーUV マイルドジェル N」
- 大正製薬 コパトーン「プロテクションUVプラス ミルク」
- WELEDA/ヴェレダ「エーデルワイスUVプロテクト」
- SURFER’S Diane/サーファーズダイアン「ノンケミカルUV 各種」
タイ・プーケットで購入できた商品の例
旧記事では、タイのドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどで購入できた商品として、次の製品を紹介していました。
- NIVEA/ニベア「Sun Protect & Refresh Cooling Sun Mist」
- LA ROCHE-POSAY/ラ ロッシュ ポゼ「ANTHELIOS XL 各種」
- ReReef「Mineral-based Reef-safe Sunscreen」
- Claire「Airy Essence UV Protector」
- BIODERMA「Photoderm Aquafluid」
「ノンケミカル」や「Reef Safe」の表示だけで大丈夫?
「ノンケミカル」「Reef Safe」「Reef Friendly」と表示されていても、その言葉だけでタイ国立公園のルールに適合すると判断するのは避けましょう。
パッケージ裏面の全成分を見て、タイで禁止されている4成分が含まれていないか確認することが最も重要です。
日焼け止めの成分を確認する方法
- 容器または外箱の「全成分」「Ingredients」を探します。
- オキシベンゾン、Benzophenone-3、BP-3がないか確認します。
- オクチノキサート、Ethylhexyl Methoxycinnamate、メトキシケイ皮酸エチルヘキシルがないか確認します。
- 4-Methylbenzylidene Camphor、4MBCがないか確認します。
- Butylparaben、ブチルパラベンがないか確認します。
- 成分が分からない場合は、国立公園へ持ち込まず、販売店やメーカーへ確認します。
旅行前の確認がおすすめ:
出発直前や港へ到着してからでは、代わりの商品を購入できない場合があります。日本を出発する前に確認しておくと安心です。
日焼け止めだけに頼らない紫外線対策
禁止成分を含まない日焼け止めを選ぶことに加え、肌を衣類で覆う方法も有効です。
- 長袖のラッシュガードを着用する
- UVカット素材のレギンスを着用する
- つばのある帽子を使用する
- 日陰で休憩する
- 日差しが強い時間の長時間露出を避ける
- 必要な部分へ適量の日焼け止めを塗る
ラッシュガードやレギンスを使用すると、日焼け止めを塗る面積と使用量を減らすことができます。
サンゴ礁を守るために旅行者ができること
サンゴ礁保護は、日焼け止めを選ぶだけで完了するものではありません。
手で触る、立つ、座る、足ひれで蹴る行為は、サンゴを傷つける原因になります。
魚の自然な食生活や生態系のバランスを変える可能性があります。
ペットボトル、ビニール、たばこの吸い殻などは必ず持ち帰りましょう。
ウミガメや魚を追いかけたり、触ったりせず、十分な距離から観察します。
遊泳範囲、立入禁止区域、海況に関する案内に従ってください。
少人数制、安全説明、ゴミ管理などを行う事業者を選ぶことも保護活動につながります。
プーケット旅行前の確認リスト
- 訪問先がタイ国立公園に含まれるか確認する
- 日焼け止めの全成分表示を確認する
- 禁止されている4成分の別名も確認する
- ラッシュガードと帽子を準備する
- 商品名や古いインターネット情報だけで判断しない
- 不明な場合はツアー会社またはメーカーへ確認する
- サンゴへ触れないことを家族全員で共有する
よくある質問
タイ全土のビーチで禁止されていますか?
このルールはタイの国立公園内への持ち込みと使用を対象としています。ただし、国立公園外でもサンゴ礁や海洋環境への配慮として、禁止成分を避けることをおすすめします。
日焼け止めを塗らなければよいですか?
強い紫外線から肌を守ることも大切です。禁止成分を含まない製品を選び、長袖ラッシュガード、帽子、日陰などを組み合わせてください。
Reef Safeと書いてあれば使用できますか?
表示だけで判断せず、成分表を確認してください。タイで禁止されている4成分が含まれていないことを確かめる必要があります。
この記事の商品写真を見て選んでも大丈夫ですか?
商品写真と成分情報は2021年当時の記録です。現在は処方や容器が変わっている可能性があるため、必ず購入する商品の最新成分を確認してください。
禁止成分が分からない場合はどうすればよいですか?
国立公園へ持ち込まず、メーカー、販売店、ツアー会社へ確認してください。長袖ラッシュガードなど、日焼け止め以外の紫外線対策も準備しましょう。
プーケットの海とサンゴ礁を未来へ
私たちの肌を紫外線から守りながら、海の環境にも配慮することは可能です。
禁止成分を確認し、ラッシュガードを活用し、サンゴへ触れず、国立公園とガイドのルールを守って、プーケットの海を楽しみましょう。
ツアーの訪問先や国立公園のルールについて不明な点がある場合は、参加前に日本語でお問い合わせください。
※タイ国立公園の規則、罰則、対象区域は変更される場合があります。旅行前に最新情報をご確認ください。
※掲載している商品名、写真、成分説明は2021年当時の情報です。現在の商品仕様や使用可否を保証するものではありません。
※同じ商品名でも、製造時期、販売国、リニューアルによって成分が異なる場合があります。
※肌に合うかどうか不安がある方は、医師、薬剤師、商品のメーカーなどへご相談ください。
※この記事は環境保護と旅行準備を目的とした一般情報であり、特定商品の購入や使用を推奨するものではありません。