タイ・プーケットでは、7月1日よりプーケットサンドボックス(Phuket Sandbox)がスタートします。外国人観光客でもワクチン接種完了済みなどの条件を満たす場合は、隔離措置無しで入国が可能になります。今回は、いよいよスタートするプーケットサンドボックス(Phuket Sandbox)についてご紹介します!
※オレンジ文字色:2021年7月1日内容更新
※ブルー文字色:2021年7月2日内容更新
※ピンク文字色:2021年7月9日内容更新
目次
プーケットサンドボックス(Phuket Sandbox)とは?
プーケットサンドボックスは、新型コロナウイルスワクチンを完全に接種した外国人観光客で、且つ新型コロナウィルスの陰性であることを証明できる外国人観光客を、隔離検疫無しで受け入れるシステムのことです。外国人観光客は、プーケットに最低14日間滞在した後、プーケットで新型コロナウィルス検査(PCR検査)にて陰性であれば、タイ国内を移動し、タイ国内旅行も楽しむことができます。
プーケットサンドボックス開始はいつから?
2021年7月1日からとなります。
プーケットサンドボックスの対象国は?
2021年7月1日より受け入れ可能な対象国は66ヵ国となります。(2021年7月9日時点)
66ヵ国の外国人観光客のタイ・プーケットへの旅行が可能になりますが、タイ入国に関しては、必要条件を満たしていなければなりません。
プーケットサンドボックスの対象国についてですが、タイ保健省が定める感染リスクランクの低~中リスク程度の国を対象しています。
6月30日付けで日本が対象国に追加されました。ただし、商用目的での渡航者に限ります。
7月6日付けで日本から観光目的での渡航が可能になりました。
在京タイ大使館のホームページ http://site.thaiembassy.jp/jp/をご確認の上、ご不明な点は同大使館にお問い合わせください。
プーケットサンドボックス適用条件は?
- プーケットへの直行便
対象国からプーケット国際空港への直行便利用のみが対象となります。現時点ではバンコク等の国際空港からの経由は対象外です。
※日本からの観光目的での渡航が可能になりましたが、現時点(7月9日時点)で日本とプーケットを結ぶ直行便はございません。そのため、プーケット・サンドボックスを利用する場合、日本の空港から第三国の空港を経由してプーケット国際空港に向かう(例えば、シンガポール航空により、日本の空港からシンガポール・チャンギ国際空港を経由してプーケット国際空港に向かう)ことは可能とのことです。 - 新型コロナウイルス低~中リスク国の外国人観光客
タイ保健省が定める新型コロナウイルスの低・中リスク国からの渡航であることが条件となります。また対象国に最低21日間滞在していた外国人観光客を対象とします。 - 新型コロナウィルスワクチン接種証明書
新型コロナウィルスワクチン接種は1年以内で渡航日より14日以上前に接種したことを証明するものです。タイの法律に基づいて認証されているか、世界保健機関(WHO)の認証を受けている必要があります。新型コロナウィルスワクチン接種済の保護者または親と同行する6歳未満のお子様は、ワクチン接種証明は不要となります。
※ワクチン接種証明書については、在京タイ大使館のホームページ上で、「ワクチン接種証明書が英語でない場合は、必ず英語訳を添付する必要があります。」とされており、英訳フォームも掲載されていますので、こちらをご確認ください。
- PCR陰性証明書
飛行機搭乗・出発の72時間前までに発行されたPCR検査の陰性証明書を所持していること。 - COE
各国タイ大使館が発行するタイ入国許可証明書(COE)を事前に取得すること。
- 新型コロナウィルス対応の海外旅行保険加入
新型コロナウィルス治療を含む最低10万米ドル以上を補償する海外旅行保険に加入すること。 - 「SHA Plus」認定ホテルに宿泊
「SHA Plus」認定を受けたホテルの予約&代金支払いを完了し、予約確認書を受領すること。 - 指定アプリのインストール&有効化
全ての観光客は、旅程または訪問計画を提示し、「Thailand Plus(タイランドプラス)」と「Mor Chana(モーチャナ)」アプリや指定するその他のアプリをインストール&有効化しておくこと。
SHA Plusって何?
タイ政府観光庁や、タイ国保健省が中心となって制定した「アメージングタイランド健康安全基準」ですが、7月1日より外国人観光客を隔離検疫無しで受け入れるための基準に再設定したものが、「SHA Plus」です。すでに「SHA」の認定を受けており、従業員の70%以上がワクチン接種を完了している企業・施設は、「SHA Plus」に登録・認証を受けることができます。
プーケットサンドボックス スケジュールは?
プーケットのみ訪問される場合には、最低滞在日数はございません。
しかし、プーケット滞在後タイ国内移動を予定されている場合には、最低14日間はプーケットに滞在しなければいけません。プーケットに最低14日間滞在予定の外国人観光客は、2回目・3回目のPCR検査が必須となります。14日間滞在した場合、計3回のPCR検査が必要となりますが、費用は8000バーツほどになっているそうです。
プーケット滞在1日目:プーケット空港到着後、1回目のPCR検査を行います(自費)。空港の「SHA Plus」認定のホテルにて検査結果待ちとなるため、指定施設で1泊もしくはご予約済の「SHA Plus」認定ホテルにて待機となります。
プーケット滞在2~5日目:1回目のPCR検査の結果が陰性であれば、自由にプーケット島内を移動することができます。プーケット オプショナルツアーやプーケット島内観光、プーケットダイビングツアーにもご参加可能です!
※ピピ島、パンガー湾、ナカ島、ヤオ島(ヤオヤイ、ヤオノイ)、カオラック、カオソック、シミラン諸島、スリン諸島、ロック島などは他県に属する為、行くことができません。ご注意ください。
プーケット滞在6~7日目:2回目のPCR検査を行います。PCR検査の結果が陰性であれば、引き続き自由にプーケット島内を移動することができます。
プーケット滞在12 ~13日目:3回目のPCR検査を行います。PCR検査の結果が陰性であれば、プーケット以外の他タイ地域への移動が可能です。プーケット日帰りツアーのピピ島やパンガー湾にもご参加可能!
PCR検査の結果が陽性となった場合にはどうするの?
PCR検査が陽性の場合には、指定病院施設にて隔離治療となります(自費)。ご家族やグループでお越しの場合には、検査などが必要になる場合もございます。
プーケット到着前に準備することは?
- タイ入国許可証明書(COE)の申請~受領
2021年6月28日より各国タイ大使館にて申請開始しています
- 新型コロナウィルスワクチン接種証明書
※6歳未満不要
- 飛行機搭乗・出発の72時間前までに発行されたPCR検査の陰性証明書
- 「Thailand Plus(タイランドプラス)」、「Mor Chana(モーチャナ)」各種アプリのインストール
- 「SHA Plus」認定ホテル・ホテルまでの移動手段の予約
プーケット到着後にすることは?
- 入国管理局での手続き
- 1回目のPCR検査(実費)
- 予約している「SHA Plus」認定ホテルにチェックイン
- 各アプリの有効化
プーケット滞在中は?
- 「SHA Plus」認定ホテルのみ滞在可能
- プーケット滞在6~7日目と12~13日目にPCR検査実施
PCR検査場所は、宿泊先ホテル、プーケットサンドボックス契約病院またはラボとなります。
※宿泊先の「SHA Plus」認定ホテルでもPCR検査(3回分)の予約が可能。(8000バーツ/3回分)
※プーケット島内5箇所にPCR検査センターが設置されており、各PCR検査センターにて検査が可能。(検査結果のみで1回2800バーツ)
プーケット島内5箇所のPCR検査センター:プーケットタウン地区(セントラル フロレスタ)、カタ・カロン地区(カタセンター)、パトン地区(ジャングセイロン)、チョンタレー地区(ラグーナ)、マイカオ地区
- プーケット島内のみ移動可能
※6歳未満のお子様は保護者・親と同行
- DMHTTAをベースに自由行動可能
(Distancing、Mask Wearing、Hand Washing、Testing、Thai Chana、Application)
プーケットからタイ他県に移動するには?
- タイ国内の他目的地への移動は、プーケットに14泊以上していれば可能
- プーケット滞在中に宿泊した「SHA Plus」認定ホテル宿泊履歴
- プーケット到着後12~13日目に実施される3回目のPCR検査が陰性であること
プーケットから出国するには?
- 各自で自国や目的地の入国状況をご確認頂き、入国条件に従ってお手続きください。
PCR検査の陰性証明が必要となる場合、プーケットのインターナショナル病院でPCR検査の受診~証明書の発行が可能です。費用はおよそ3000~4000バーツ、証明書受領には24~48時間ほど掛かります。
今後の運用状況によっては上記ルールが改訂・追加されることもあるかもしません。その際は、新たなルールについてご紹介させて頂きます。
ブルーマリーンサービス
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